大学の教員組織の改変が検討されている:学校教育法改正案国会で審議中

ーとくに”助教”と新”助手”の新設をめぐって

 現在、現行の助手を助教と助手の2つに分け、助教授を准教授と改称するなどの、大学の教員組織変更を内容とした学校教育法改正案が国会に提出されています(6月14日に衆議院本会議で可決、参議院へ)。ただ、名前を変えるだけではなく、「助教」への包括的任期制導入を可能とする、任期制法改正案もこの学校教育法改正案の一部をなしています。この教員組織のあり方は、文部科学省の中央教育審議会の大学分科会におかれた、大学の教員組織の在り方に関する検討委員会で検討されていたものです。

 大きな影響のある問題にもかかわらず、まだ、当事者である大学教員にも広く知られてはいません。本ページには関連情報を集めました。現時点で、内容をつかむには、首都圏ネットワーク事務局の5月10日付の分析が役立ちます。
 「助教」への包括的な任期制導入を可能とする、任期制法の改正案も学校教育法改正案の一部をなしています。該当条文は以下のとおりです:


 (大学の教員等の任期に関する法律の一部改正)

第八条 大学の教員等の任期に関する法律(平成九年法律第八十二号)の一部を次のように改正する。

  第二条第二号中「助教授」を「准教授、助教」に改める。

  第四条第一項第二号を次のように改める。

  二 助教の職に就けるとき。


この任期制の包括的適用については首都圏ネットワークの6月10日付の声明に詳しいです。

2005.5.21より
2005.7.12最終修正